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京都収益マーケット公式ブログ

2009

建築確認申請書類一式紛失した場合の対処方法は??

2009年10月29日

とある物件の契約が決まって、それに向けて調整をしていたところ、買主さんが「建築確認申請書類を再度取り寄せてほしい。」という希望がありました。

今回の物件は「売主さんが建築確認申請書類一式すべて紛失されている」物件であることは事前に買主さんのほうにはお伝えしていたのですが、役所で建築確認番号をだどれば、再取得可能なのでお願いしたいと申し出がありました。

そこで早速、役所に行って聞いてみたところ、結論は下記です。

1、完了検査を受けた建物であれば(検査済み証有の物件)、5年間しか保管しません。つまり平  成16年以前に建てられた建物であれば、役所にも土木事務所にもありません。

2、完了検査を受けていない建物であれば(検査済み証無の物件)、10年間保管しています。つ
  まり平成11年以前に建てられた建物であれば、役所にも土木事務所にもありません。

という回答でした。

いずれにしても、「ないものはない。」という事ですね。

紛失した場合の対処方法は、検査済み証有りの物件なら、築5年までなら役所へ行けばあるという事です。検査済み証無い場合は築10年以内なら役所行けばある。11年経っている建物なら「ないものはない。」という事ですね。

(各自治体によって対応はばらばらであると思いますので、対象物件の役所にご確認ください。)

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〇オパレス赤字転落

2009年10月28日

厳しいですね。業績予想の修正です。通期で見ると約90億円の黒字予想から190億円の赤字に転落です。建築の売上が減ったのと、入居率低下による持ち出しが凄まじいのが原因でしょうね。
今後間違いなく、借り上げ賃料の見直し交渉でオーナーと対立するシーンが続出するでしょうね!

あるいは、そのあおりで、手放すオーナー様もおられるかもしれませんね。〇オパレス側もオーナー様側も厳しい現実が待ち受けていそうな気がします。

仲介の立場から言いますと、物件を売られる場合、更地の場合に売った値段と建築にかかった費用を足した金額では、間違いなく売れません。2階建てか3階建てがほとんどですので、家賃収入がそれほど多くないのが現状です。となると投資する側からみると、足した金額での売却額では全く採算に合わない事になります。

よって売却しても、かかった建築費の残債を消してほんの少しお釣りがくるくらいの程度の金額になるはずです。これでは、オーナー側からすると、何のために借金してまで建てたのか分からなくなりますね。結果的に土地代がただ同然で売却する事になるからです。

やはり、なんでも丸投げは良くないという事でしょうか。マンション経営も楽ではありませんね!

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時代祭ただいま準備中

2009年10月24日

先日時代祭が京都でありましたね。見には行ってないのですが、準備中のところを通りがかったので写真に収めました。
CIMG1210.JPG

笠をかぶったかわいらしい小学生風の女の子がたくさんいたので、写真を撮りました。しかし近づいてみると、全員おばさん~おばあちゃんでした!

でもかわいらしかったですよ。

そのすぐ近所に、安藤忠雄が去年設計した建物があったので写真収めてきました。
CIMG1215.JPG

近くで見ると、やはり安藤忠雄の建物だなーと感心しました。
京都の新景観条例に伴う行政との激しいやり取りがあったことが、なんとなくうかがえる迫力ある建物ですね。

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先日、島田 昭彦さんとお会いしましたよ。

2009年09月27日

ご存じの方いらっしゃると思いますが、、「一流の人脈術」 の著者で知られています。

京都三条烏丸にある、サントリー伊右衛門サロンを企画された方と言った方がご存じかもしれません。

あるホテルのある会で、偶然お会いしました。5、600人は多分いた中で、偶然僕が発見しました。(笑)  
僕は、島田さんの書いた本を読んで、結構感銘を受けましたので、一読者としてファンであったわけです。そしてその島田さんを発見して、「あっ!島田さんや。」と瞬間分かりましたので、声をかけたわけです。
そこで名刺を交換させて頂き、後日ランチでも一緒にどうですか?と声掛けていただいたんです。

で、その伊右衛門サロンでお茶をご一緒しました。貴重な時間でしたよ。
言うまでもないことですが、島田さんは世界中を飛び回っておられとても忙しい方ですが、こうして
お時間取って頂いた事に感謝しています。

僕はこの世の中に偶然というのは、ないと思っているたちなので、当然島田さんとは出会うべくして出会った運命なのだ。と勝手に解釈し、思いあがっています。単純ですね。(笑)

スコットフィッツジェラルドの「カットグラスの鉢」という短編小説の中に、運命とはの「くだり」があるので引用すると

「あらゆる偶然、見過ごされたもの、それらは全て私(運命)のものだ。
私は(運命)飛び去る時間であり、君の手の及ばぬものであり、人生という料理の薬味なのだ。」

フィッツジェラルドもこのように言っているように、あらゆる偶然は偶然ではなく運命なんですね。
人との出会いを大切にしていかなければと思ってます。

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福・禄・寿

2009年09月18日

先日、京都市左京区一乗寺にある「詩仙堂」に行ってきました。~寺とつかないのですが、れっきとしたお寺さんです。

その詩仙堂の和尚さんが色々話をされた中で、このお寺を作ったのが「石山 丈三」という方でその方が残した言葉が題名にある「福・禄・寿」だそうです。

「福」とは
分をわきまえなさい。陰徳を積みなさい。陰徳とは誰に知れることでもないけど、人のため、社会のため、福祉のために、奉仕をしなさい。まわりにいってしまったらそれは陰徳にはならないから、人知れずおやりなさい。

「禄」とは
親に公。天命を信じ恩には必ず報いなさい。

「寿」とは
大食いはダメ。色欲はできるだけ遠ざける。

これら守れば、人生は良き方向に向かいます。みたいな事を言っておられました。

CIMG1154.JPG

秋の夕暮れの静寂の中、和尚さんの言葉を縁側で聞きいっていると、とても穏やかな気持ちになりますね。時々遠くから「ししおどし」の「コン」という音が聞こえてくると、その静寂さがより一層際立ってきます。不思議ですね。

詩仙堂ホームページ

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