京都収益マーケット公式ブログ
~新景観政策で建築中止・建築士に賠償命令~京都新聞12月12日
2008年12月12日
中京区の不動産会社が東山区にて地上4階建てのマンションを計画し、昨年4月に建築士から「新景観政策が実施されても建築は可能」との回答を得て、約5億6千万円で土地などの購入手続きを進めた。しかし今年の3月になって同建築士から「計画通りの建築は不可能」と言われた。不動産会社は「デザイン規制で実質的には3階建になる可能性を何度も指摘したのに建築士は可能と答えていた」としている。
設計を担当した大阪の一級建築士の調査不足が原因として、同社が建築士に損害賠償請求訴訟を行っていました。
その道のプロである建築士、しかも一級建築士の方でもこのような事が起こりうるという所が怖いですね。京都で新たに新築される際は新景観政策に精通された建築士の方に頼みましょう!
トヨタ減産 城下町悲鳴 ~京都新聞 12月8日~
2008年12月08日
自動車をはじめ製造業の減産は、非正社員の雇用と生活を脅かすだけでなく、不動産など地域経済にも痛手を与え始めた。
記事によると、トヨタのおひざ元の豊田市では今空室が目立ってきているとの事。知り合いの方が豊田市で賃貸仲介をされていますが、2、3年前はまさにトヨタ景気に溢れていて、空室がまったくない状態であったそうです。そのほとんどがトヨタに派遣している派遣業者が契約者になっていたため。
ところが一転今は次々に退去、解約が増えいきなり冬の時代に突入した模様です。
ここで問題は、その派遣業者が退去した後まったく借り手がいない地域なのか、トヨタがだめな時はお手上げ状態なのかどうなのか、家賃を下げれば決まる地域で、下げた家賃で経営が可能なのかどうなのか。投資する上でやはりこういったリスクを考慮しておかないと、痛い目にあいますね。こんなはずじゃなかったと。みなさんも投資する上では慎重に。
~同志社大学移転 学生住宅足りる?~ 京都新聞12月4日
2008年12月04日
来春からの同志社大学の学部移転で京田辺校地から今出川校地へ1万人近い学生の移動が始まるが、今出川校地周辺の学生用住居の確保が進んでいない。地権者には「特需」のはずが、景観規制の強化や資材高などで新築の動きは鈍く、大学近くの物件は学生の争奪戦となりそうだ。
四条河原町徒歩3分 河原町通り面す。新築テナント物件です。
2008年11月28日
新築貸しテナントビルのお知らせです。2009年5月完成予定。床面積約76坪です。
一棟貸しを希望します。鉄骨造3階建。飲食テナント様希望です。詳細条件は当社までご連絡ください。今ならテナント様に合わせたプランニング可能です!
錦市場が学生マンション建設 ~京都新聞~
2008年11月18日
京都市中京区にある京都の台所錦市場の商店街組合が、大手スーパーの進出話が持ち上がった際、出店阻止のため組合で購入した土地約1200㎡に学生マンションを建設することが決まったそうです。写真ではおそらく地鎮祭の様子を写したものが掲載されていました。
商店街が賃貸マンションを経営するのは全国でも珍しいそうです。しかしその計画は少々お粗末かもしれません。なにせ総戸数96戸の計画で建築費12億円。年間収入8000万円を見込んでいるそうです。単純に表面利回り6.6%です。きょうび土地から購入してマンションを建ててもそれぐらいいきます。考えられる原因は、1、建築費が1.5倍程度高い。いくら鋼材が値上がりしているからといってやはりちょっと高すぎます。2、サブリース契約を結ぶ予定ではないか。これで収益の10%~15%は吹っ飛びます。
たぶんこの2点が原因ではないでしょうか?
しかしいずれにしましても、錦市場が活性化し京都がさらに元気になっていくのは良いことですね。
陰ながら応援しています。
~相続税還付の可能性について~ 月刊不動産10月号より~
2008年10月31日
相続税を納められた地主の方、一度納めた相続税は戻ってこないと思っておりませんか?そのような方にとっては朗報です。相続税の申告書を見直すと、税金が戻ってくることがあります。過去5年以内に相続税の申告と納税をされた方について、相続財産の評価や税額の計算に誤りがあった場合には、税務署長に対して、一定の手続きを行うことによって、払いすぎた相続税を返してもらえます。