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京都収益マーケット公式ブログ

決済当日、大どんでん返し?!

2010年11月27日

先日とある物件の決済が某銀行であったのですが、なんとその決済当日ある痛恨のミスで取引ができなくなる事件がおきました。

その痛恨のミスとは??

売主さん側の借り入れされている銀行の担当者が抹消の書類持参してきていたのですが、2番抵当まで同銀行で登記されており、そのうち2番目の登記に関しこれはだいぶ前に完済しており単純に抹消していないだけの登記分でした。

その完済している2番目の登記の抹消書類を持ってきていなかった(作成していなかった)ため、当日抹消できないため、決済できなかったんですね。

これは、仲介業者である僕の確認ミスと銀行さんの確認ミスとが重なった結果です。
司法書士さんも本来なら確認していただいているはずでしたが、今回は相続登記を主にして頂いていたので、致し方ないところです。

買主さん側は怒り心頭ですよね。(当然ですが)
なんとかいさめて頂き、翌日に延期して頂きました。

いや~冷や汗ものですね!!

でも銀行さんも体制考えたほうが良いですね。
完済したのなら、抹消の書類等作成し、完済と同時に抹消手続きするよう債務者に積極的に告知するべきです。
出来るだけ物件をがんじがらめにしておきたい。という銀行都合が働き、まぁ告知だけこっそりしておこうみたいなノリなので、なにも知らない一般の債務者は抹消しないまま忘れているケースが多いのでしょうね。

そのとっばちりを受けるのは仲介業者なんです!!(笑)

ひとつ銀行さんよろしくお願いします。でもいろんな方に聞いてると、結構こういうケースあるみたいです。

良い経験をさせて頂きました。