京都収益マーケット公式ブログ
祇園「一力」ではじめての芸子さん。
2010年08月06日
ご存知の方多いと思いますが、有名なお茶屋さんです。
なぜ僕のような人間がかの格式高いお店に行けたのか?
もちろん一見さんお断りのお店ですから、飛び込みはダメです。
あるマンションのオーナーさんの会合に紛れ込んで、行かさせていただきました。
感想から先言いますと、
これは「究極の贅沢」だと思いました。
京都らしいお屋敷に中庭があります。
四条通りの花見小路の角なので、結構賑やかな場所ですが、そんな喧噪とは無縁の静かな広い室内で(畳20畳分が2部屋分くらい)小気味よい三味線に合わせておかみさんのすきとおる唄のなか、舞妓さん、芸子さんの踊りを見ていると、ふと錯覚に陥ってしまいそうでした。
「ここは現代なのか?それとも遥か遠い江戸時代?」
夏のうだるような暑さの中、この空間だけは、シーンとした静寂と涼しさが漂っていました。
なるほど、高いお金を出してまで、見てしまう気持ちがこの年になって初めて理解できました。
これ以上の贅沢はないですね。京都というのは、まったくもって奥が深いです。
強引に誘ってくださったオーナーさんには、本当に感謝しています。
忘れられない一夜でした。