京都収益マーケット公式ブログ
之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
2010年02月05日
論語の一節です。
仕事を知っている人は仕事が好きな人にはかないません。仕事が好きな人は、仕事が楽しい人にはかなわない。という意味ですね。
先日投資家の方と食事をしていたのですが、その時の会話です。2つあります。
1つ目は僕に関して。
「井上さんて不思議ですよね~。私生活謎ですよね。」
って言われました。
「普段全然仕事してないでしょ?(笑)」
ちょ・ちょ・ちょっと!!!
「仕事してます!!!!!」
というか「仕事が好きです。」
と咄嗟に出た言葉です。
僕はまだ仕事が好きなだけで、仕事を楽しんでいないのかなっとふと思いました。
早く仕事が楽しめるようにならなければだめですね。
2つ目はその投資家さんですが、まだまだお若い方ですが、なにせ色々な経験をされています。
株でひと財産貯めて(おそらく半端ない数字だと思います。)、不動産投資をやられています。
世界中を旅して周り、日本全国47都道府県も旅し、いろんなスポーツも経験し、おそらく考えられる楽しい事すべて経験されてこられたようです。
で、そんな方ですが今の悩みは「楽しみがない、なにかに熱中することができない。」と言っておられました。
僕からすれば、とても羨ましい生き方ですが、でも実際はお金があり、自由な時間もあっても満たされることはないのかもしれませんね。
「井上さん、どうしたら良いですか?」
って尋ねられましたが、答えに窮してしまいました。
であれから色々考えていたのですが、この考えはどうでしょうか?
「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上」と言われているように
人を遺されてはいかがでしょうか??
思い起こせば、僕自身が独立する前に働いていた会社があるのですが、その時は
仕事が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。
多分その時一緒に働いていたスタッフも、楽しかったのではないでしょうか?
「楽しく仕事が出来て、その結果たくさんのお金を頂いて、これは素晴らしい事だ。」
なんて思ってました。そしてそのような仕事を提供してもらった会社にすごく感謝していた事を
思い出します。
そうなんです。あの時は「仕事が楽しかった。」のですね。
僕のささやかな夢は、こういった楽しい仕事場を提供し、スタッフに働く喜びみたいなのを感じてもらえるような職場を提供することです。スタッフが楽しければ、お客さんは絶対楽しいはず。
「なにか事業を起こされて、こういった楽しい職場を作っていく。」
これどうでしょうか??
言うは易し行うは難しですね(^^ゞ