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上場REIT 破たん

2008年10月11日

~ニューシティレジデンス投資法人が10月9日民事再生法の適用を申請し保全命令を受ける~
破たんするはずがないと言われた、J-REIT銘柄が破たんしました。このニュースに伴い他の銘柄も雪雪崩的に暴落しています。投資家保護の観点から倒産隔離の為のスキームが構築されていましたが、それは外部の影響を排除するためのスキームでした。そもそも投資法人自体が倒産することまで想定していませんでしたね。この結果この投資法人の株を買われた方はどうなるのでしょうか?通常であれば、破産管財人により、資産を売却したうえ株主に返金されますが、総資産が1800億円で借り入れが1200億円ありますので、まずそれで、3分の2が吹っ飛びます。残りの600億円を投資家の持分で配分する形になります。それでも通常の会社の破たんと違い、その資産のほとんどは優良な不動産ですから、株券が二束三文になるという事はなさそうです。
不動産の現物投資よりリスクは圧倒的に少ないという触れ込みでしたが、こう考えると現物投資のほうがよほど安全ではないでしょうか?みなさんはどう思われますか??

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